就農者にとってトラクターや耕運機など、マシンと触れる機会は多いと思います。
中には専門的な知識を多く持っている人も多く、中には「ドローンを自作できないか?」と考える人もいるのではないかと思います。
この記事では、農薬散布ドローンを自作することについて解説していきます。
ドローン改造・自作には専門的な知識が必要
もちろん専門知識や工学知識などあればドローンの自作は可能だと思います。市販ドローンを改造して農薬散布ができるように改造することもできるでしょう。
しkさい、農業現場で使用するドローンは国交省申請で「投下」の許可を取らなければなりません。
この許可を得るための申請内容は、自作の場合かなり煩雑になります。
自作ドローンが安全であることの証明を、写真や書類で行わなければならないからです。
自力での申請が難しい場合は、ドローンの申請代行を得意としている行政書士に依頼することも検討しなければなりません。
現場の導入を考えると、自作ではなく正規品の購入を視野に入れることをオススメします。
改造・自作はで出来るがオススメしない理由
ドローンの飛行をするにあたり、「万が一の状況」も考慮しなければなりません。
落下して建物を壊してしまうことや、人に当たることも考えられるので運用の際には保険の加入を推奨されています。
賠償保険や動産保険などは自作ドローンや改造品では加入できなくなるリスクがあるので、自作や改造を検討する際には十分考慮する必要があるでしょう。
また、改造品などは機体の故障サポートを受けられなくなります。無人ヘリコプターの10分の1の値段とは言え、機体の購入にはそれなりのコストがかかりますので無闇に改造を行うのは控えた方が賢明でしょう。