農薬散布ドローンを導入したいと思っても、ネックになるのは資金調達ではないでしょうか。
この記事では、農薬散布ドローンを購入するための資金調達方法について、どのようなものがあるか解説していきます。
農薬散布用ドローン購入のためにローンを検討する
無人ヘリコプターや大型農業機械よりも低価格とは言え、数百万を一括で支払うのが難しいという人もいるでしょう。
その場合は分割支払いを検討することになります。農薬散布用ドローンを分割払いする場合、日本政策金融公庫農林水産事業のスーパーL資金や、クレジットカード決算・銀行ローン・JAローンなどが有効的です。
クレジットカード決算は一番金利が高いので最後の手段として考えるのが良いでしょう。
最寄りに相談できるJAがある場合はJAローンが理想的です。JAには農機具購入の際に活用できるローンがありますので、ローンを検討している人は問い合わせてみると良いでしょう。
スーパーL資金 https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/a_30.html
JAの農業関連ローン http://www.jabank.org/loan/nougyo/ichiran/
農薬散布用ドローン購入のために助成金を検討する
農薬散布用ドローンの活用を後押しするために助成金を用意している自治体も増えています。
助成金の内容は各自治体によってまちまちですが、農機具の購入としてドローン購入費用の一部を負担してくれるものや、農薬散布用ドローンとその操縦免許取得に関する費用を援助してくれる内容の助成金が用意されている自治体もあります。
助成金にどのような種類があるか下調べをしたり、助成金の申請を行うのには手間がかかることもあるでしょう。もし、初めての手続きを一人進めていくことに不安を感じるのであれば、社会保険労務士に助成金申請をサポートしてもらうのも良いかもしれません。
探せば初回無料で相談に乗ってくれる事務所も存在しています。きっと助成金申請において強い味方となってくれるでしょう。
農薬散布用ドローン購入のためにクラウドファンディングを検討する
農薬散布用ドローンは農薬散布だけを目的として開発されているわけではありません。最新技術を活用することで、より人のためになる事業を検討している人も多いでしょう。
人や社会のためになる素晴らしいプロジェクトを支援する方法として、「クラウドファンディング」というものが存在します。
資金を調達するためには「どのようなことをしたいのか」「どのようなプランか」「成功することで、どのような良いことがあるのか」「いくら資金が欲しいのか」など、融資者にアピールする必要があります。
企画力や提案力が試されますが、成功すればより多くの資金が集められるのも魅力なポイントです。農薬散布用ドローンを活用し、何か大きなプロジェクトを立ち上げたいと考えているのであれば、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
◆クラウドファンディング – GoodMorning by CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/goodmorning
◆クラウドファンディング – Readyfor(レディーフォー)
https://readyfor.jp/
まとめ
資金調達方法は、ドローンだからといって特別なことはありません。他の農機具と同じ扱いで、ローンや助成金を利用するようになります。
ドローンをからめた他の事業も考えているなら、クラウドファンディングに挑戦してみるのも良いですが、まずはお住まいの地域にあるJAや自治体に、助成金やローンがないか問い合わせをしてみましょう。